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【6月20日】番外編ーパレスチナの若者の声を聴こう

「。。。。。」


強烈な衝撃、怒り、虚しさ、悔しさ、感動、心が温まる感じ。


セッション後はあまりにも色々な感情が混ざりすぎて、しばらくの間ただただ呆然としていました。

正直ここまで心を動かされたことは未だかつてないのではというほどでした。



4度もの爆撃を目の前で経験したFarahは、自分と同じ21歳。8歳の頃、「死ぬならせめて一緒がいいから」と家族全員で自宅の一角に身を寄せていた話を涙を堪えながらしてくれました。


もう一人のガザ出身のAhmedも、親を亡くした子供たちが泣き叫びながら瓦礫をかき分けているのを目にし、なぜここまで非人道的なことができるのかと嫌悪を覚えてきたそうです。それでも、インターナショナルスクールで世界中の友達と知り合って、「大変なのは自分だけではない」、「みんなパレスチナのことを考えてくれていたんだ」と気づき、怒りはあるものの嫌悪はなくなっていったと話していました。



二人とも一貫して、「まずは一人でも多くの人に、実情を知ってもらいたい。それが1番の励み。」と強く何度も繰り返していました。まず、日本の若者がパレスチナに興味を持ち、このセッションに参加してくれたことを幾度となく感謝していたのも印象的でした。


我々には、地球市民、いや一人間としてパレスチナの実情を知り、伝えていく責務があると思います。一人一人色々な制約の中に生きているのは間違いありませんし、これから自分自身がどのような状況に置かれるのか微塵も分かりません。しかし、自分が人間としてどのように生きていたいかということだけはブラさず、胸に刻んで生きていきたいと強く感じました。


来月末に、今度はイスラエルの若者を呼んで、彼らの率直な意見や感情をぶつけてもらいたいと思います。

一人でも自分ごと化の輪が広がっていけば、世の中は大きく変わると強く信じ、引き続きセッションを開催していきます。


*上記は、あくまでもセッションに参加してくれた運営メンバーの個人的な意見や感情、体験を反映したものです。



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